(番外編)  PEUGEOT 306 cabliolet
機種コード E-N5C
全長/全幅/全高 4.180mm×1695mm×1.380mm
ホイールベース 2540mm
最低地上高 135mm.
車両重量 1310kg(エアコンディショナー装着車)
エンジン形式 XU10J4R 水冷直列4気筒横置 DOHC気筒あたり4バルブ
気筒数/総排気量 直列4気筒DOHC横置/1998cc
内径X行程 86.0mm×86.0mm
最高出力 132ps(97kW)/5500rpm
最大トルク 18.7kg-m(183.4N-m)/4200rpm
燃料タンク容量 50.0L
変速機形式 4段AT
タイヤサイズ・前/後 前:195/55R15 84V 後:195/55R15 84V
製造年 1994年2月から2002年6月
レンタル日 2017年9月29日、10月12日
長所
@ベース車の5ドアハッチバックも美しいが、このカブリオレはピニンファリーナが更に手を加えてデザインして、素敵度が更にアップしている。美しいカブリオレランキングで上位に入るデザイン!
A路面への当りは柔らかい乗り心地なのにふらつかない不思議な乗り味。少々飛ばしても不安感の無いしっかりとした走りで路面を舐める様に走る。なるほどこれがフランス車の猫足かと納得する。
Bシートも表面はふんわり柔らかだがしっかり腰もあってとても快適である。
Cステアリングは瞬間的なゲインの強さは感じないが変な遊びはなく、素直に反応して気持ち良く曲がることが出来る。
Dドライビングポジションが低くなかなかスポーティーな感じがする。
Eコンパクトなボディいサイズの割に後席の居住性が高く4人乗りとして使うことが出来る。
E速度に合わせて自動的にシフトダウンしていく4速AT(AL4)の変速プログラムは空走感が無く、再加速も直ちに出来る。自分の感覚に合っている。
F自動で開閉する幌の機構は見ていて面白い。
短所
@4速ATのセッティングは気に入ったのであるが、それでもMTミッションで乗りたい。日本国内正規輸入はATしかないため、MTを捜すのは難しいこと。
A必要十分なパワーはあるが、回しても盛り上がる訳ではなく、排気音も終始「ブオー」という冴えない音で実用車然とした色気のないエンジン。
B見ている分には楽しいパフォーマンスであるが、故障すると修理代が高そうな感じがする自動開閉幌の繊細な動作感。
Cガソリンを満タンにするとポンプが壊れる可能性があるため、完全に満タンまで給油できず、神経を遣うこと。
思うこと
ピリンファリーデザインの美しいスタイルと4名乗車ができる実用的なオープンカーと言うのがこの車の特徴であり長所である。しかも想像していたよりスポーティーで気持ち良く走ることが出来て、走りの楽しさはマツダ・ロードスターにそれほど劣っていない。車の端々で華奢なところがあって神経を遣わないといけないが自分の車にしたとすれば、そういうことに気をつけながら車に合わせてつきあっていけば楽しいカーライフが送れると思った。ただ、右ハンドルでMTミッションであれば買うのになあと言うところである。
(2017年10月29日執筆)
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